間崎島

間崎島
Masaki Island
所在地 日本の旗 日本三重県志摩市
所在海域 英虞湾
座標 北緯34度17分25秒
東経136度48分57秒
面積 0.36[1] km²
海岸線長 7.4[1] km
最高標高 18.5 m
Project.svgプロジェクト 地形
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間崎島の位置(中央の島が間崎島)

間崎島(まさきじま)は三重県志摩市志摩町和具にある、英虞湾に浮かぶ。湾内では賢島に次いで面積が大きい。真珠養殖を主な産業とする。[1]

地理

島は東西に長く、複雑な海岸線をなす。集落は島の南西部にあり、159人(2008年6月現在)が暮らす[2]

歴史

1532年天文元年)頃、本州から4戸の農民が生活困窮のために移住したのが始まりとされる。当時の住民は本土の鵜方浜島(ともに現在の志摩市)で借地を耕作をしながらイワシ漁に従事していたという。(二蔵寺の記録による)[1]

島が歴史的転換を迎えたのは真珠養殖技術が発明されたことにある。真珠養殖は間崎島に富をもたらし、島内には「宝石の島」と呼ばれるほど繁栄した。[2]1950年代にはラジオテレビ電話の普及率が日本一となり[2]21世紀初頭の現在でも、当時の好況を偲ばせる立派な住宅が立ち並ぶ[4]1982年(昭和57年)、本土からの海底送水管が開通した。[1]

真珠養殖高は1966年(昭和41年)を境に低下し、かつての繁栄は薄れていった。島内にあった志摩市立和具小学校間崎分校2006年(平成18年)3月に閉校するなど、少子高齢化が進行している。

産業

歴史の節にあるように、イワシ漁と真珠養殖を中心とする水産業が主体である。

観光

1992年(平成4年)には34,900人の観光客が訪れたが、2001年(平成13年)には17,400人に減っている[5]。宿泊施設として2つの民宿があり、合計67名宿泊可能。[5]

主な観光スポット
  • 間崎海水浴場
    • 海岸環境整備事業で整備された。三重県はこの海水浴場を観光の核として体験型・参加型イベントの支援をしていく方針である。[6]
  • 間崎小公園
    • 英虞湾の真珠(いかだ)や対岸の御座岬が見え、夕日の名所として紹介されている。[7][8]
  • 旧・間崎分校
    • 春にはサクラが咲き、花見ができる[2]

間崎分校

志摩市立和具小学校間崎分校(しましりつわぐしょうがっこうまさきぶんこう)は三重県志摩市の間崎島にかつてあった小学校分校である。

1881年(明治14年)に和具小学校間崎分教場として開校し、1955年(昭和30年)には間崎小学校として独立した[9]。一時休校を経て間崎分校として再出発したが、2006年(平成18年)3月31日をもって廃校した。この間に318人の卒業生を送り出し[9]、廃校時の在籍児童は2人で兄と妹であった。地元の三重テレビが3年間に渡ってこの分校を取材しており[10] 、その模様は2006年6月に特別番組「さよなら~島の小学校」で放送された[11]

校庭には、地元の和具出身で伊勢志摩国立公園の指定に尽力した石原円吉が植えたサクラの木に囲まれている[2]

分校の沿革

  • 1881年(明治14年)6月 - 和具小学校間崎分教場として開校。[9]
  • 1947年(昭和22年)4月 - 志摩町立和具小学校間崎分校に改称。[9]
  • 1955年(昭和30年)12月 - 志摩町立間崎小学校として独立。[9]
  • 2002年(平成14年)3月 - 志摩町立間崎小学校を閉校。翌4月から志摩町立和具小学校間崎分校に移行、休校に入る。[13]
  • 2003年(平成15年)4月 - 児童の入学により分校を再開。[13]
  • 2004年(平成16年)10月 - 市町村合併に伴い、志摩市立和具小学校間崎分校に改称。
  • 2006年(平成18年)3月 - 25日に閉校式を挙行し、31日に廃校。

交通

島内に公共交通はなく、訪問者は徒歩移動となる。港から島の東端に至る一本の道がメインストリートである。

島へは志摩マリンレジャーによって以下の航路が就航する。

賢島 - 間崎島 - 和具

施設

  • 志摩市間崎島開発総合センター
    • 志摩市役所間崎連絡所
  • 志摩市志摩介護予防拠点施設「間崎いきいきセンター」
  • 間崎簡易郵便局 - 廃業した民宿を利用[14]
  • 天真名井神社
  • 民宿旅館美城
  • 民宿コテージまつい
  • デイサービス 間崎 - 旧間崎保育所を利用[15]

出典

脚注

  1. ^ a b c d e f 菅田、1995、58ページ
  2. ^ a b c d e f 英虞湾に浮かぶ間崎島の廃校で「さくら運動会」』伊勢志摩経済新聞、2009年4月6日(2010年2月4日閲覧。)
  3. ^ 国土地理院発行2万5千分の1地形図「浜島」上にある三角点の最高標高
  4. ^ 日本の島へ行こう『間崎島(まさきじま)・横山島(よこやまじま)』2008年11月4日(2010年2月2日閲覧。)
  5. ^ a b 三重県政策部地域づくり支援室、2003、第1章Ⅱ-8観光の現況(2010年2月4日閲覧。)
  6. ^ 三重県政策部地域づくり支援室、2003、第3章-8観光の開発に関する事項
  7. ^ 志摩市観光協会『志摩市観光協会>レジャー>公園・スポーツ』(2010年2月4日)
  8. ^ 伊勢志摩きらり千選実行グループ『伊勢志摩きらり千選/間崎小公園
  9. ^ a b c d e 安立康宏『和具小学校間崎分校』2004年6月30日(2010年2月4日閲覧。)
  10. ^ 脇こず恵『さよなら、間崎分校』三重テレビブログ、三重テレビ放送、2006年4月3日(2009年2月4日閲覧。)
  11. ^ 三重テレビ放送『三重テレビ放送番組審議会』平成18年7月18日(2010年2月4日閲覧。)
  12. ^ a b 志摩地域合併協議会『行財政現況調査集計表』(2010年2月4日)
  13. ^ a b 脇こず恵『島の分校~最後の運動会~』三重テレビブログ、2005年11月30日(2010年2月4日閲覧。)
  14. ^ 朝日新聞社<「改革劇場」の外で>過疎地の局、10年後は』2005年8月28日(2010年2月2日閲覧。)
  15. ^ 有限会社ケアリゾート『デイサービス間崎』(2010年2月4日閲覧。)

外部リンク

  • 間崎島 - 鳥羽市公式サイト内「三重の離島」